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一般財団法人熊本県ろう者福祉協会

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協会の歩み(財団法人熊本県ろう者福祉協会)

熊本のろう者の生活史(学校生活も含む)

取材記録2
谷口 栄さん(熊本市・故人) 2004年11月11日取材
Sakae Taniguchi(2004.11.11取材)
作業風景(自宅にて)

作業風景(自宅にて)


谷口さんです。谷口さんの温厚な語りぶりにひかれます。以前は、ある洋服店内の洋裁の仕事に就いていました。定年退社後も86歳になった今でも知人からの補正の注文があり自宅で補正を中心に仕事を続けています。また協会の行事にも、手話サークルわかぎとの交流の場にも、時間的体力的に余裕があるかぎり参加されているそうです。
今回は谷口さんの家に訪問し、職場での団欒や80年間の中で、谷口栄さんなりに感じたこと、思ったことをアルバム写真から想像させていただきました。
故谷口栄さんの七道具のひとつ、アイロン。

故谷口栄さんの七道具のひとつ、アイロン。


谷口さんのお話しから
 
熊本聾学校の前身熊本盲唖学校は最初は京町にありました。今の裁判所の近くです。そして2回目の移転先が私の家の近くでした。今の京稜中学校の近くでした。今は2回目の移転で建てられた盲唖学校の面影は全くありません。全てが住宅地になっています。私の記憶にはありますが、形がないのはとても残念ですね。
3回目の移転先[現在 テルサ(水前寺聴障センター前)]

3回目の移転先[現在 テルサ(水前寺聴障センター前)]


3回目の移転先が今の水前寺聴障センター前です。上の写真はそのときの様子です。整列している後ろの畑や小屋などのある一帯は何だと思いますか?桑畑と養蚕工場です。そこでは蚕がたくさん養蚕されていました。桑の葉を食べて、蚕が排出したもの、蚕を包むようにできたまゆは養蚕工場に運ばれ生糸として生産されていました。その桑畑のところは、今は熊本県庁が建っています。ここのあたりが今、水前寺聴障センターが建っているところですね。
当時の授業風景(熊本盲唖学校)

当時の授業風景(熊本盲唖学校)


今の東町にある聾学校は4回目の移転です。
今の東町にある聾学校はきれいですね。私たちのときは木造校舎でした。

貴重な時間を過ごしました。上に掲載しました以外の写真をお預かりいただきましたので、後日ご紹介したいと思います。
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