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2023.03.05掲載
さらなる信頼できる
手話通訳をめざして研鑽
~ 手話通訳者養成ステップアップ研修会 ~
石原氏の講義の様子
講師は昨年10月第1回目の時と同じ(社福)聴力障害者情報文化センター公益支援部門部長の石原茂樹氏です。講演のテーマは、「手話通訳者に求められるもの」です。氏は数年前に自ら手話講師を務めた時の映像を、訪ねて来た外国人に見せたら、全部見ずに5分としないうちに見るのをやめて、見るのをやめた理由として「この聞こえる人の行いは、ろう者の権利をうばい、ろう者の権利侵害にあたる。」と指摘されて涙した経験が紹介され、受講者も涙した一場面があったそうです。
石原氏の講義の様子(2)
講演の趣旨は、昨年10月の第1回目の講演で、受講者から寄せられたアンケートを基に、聞きたいことの多かった順に、1位「通訳体験談」、2位「通訳の悩み、ろう者への想い」、3位「手話への想い、通訳者への想い」、4位「サークルへの想い、サークルの歴史など」を、自分自身の体験談と喜怒哀楽を交えた講演であったと思います。
総合して、手話は常にろう者の手話を尊重し権利保守する考えで臨むように強調されたと思います。ろう者たちも自分の手話を恥ずかしがらずに示して、聞こえる人たちのモデルに活かしてください。
2023.03.05掲載
九聴連手話講師養成研修会
手話講師養成研修会の様子
過去のテキストの指導方法から現在の指導方法の違いについてわかりやすく解説していただき、手話奉仕員の指導目的を重点的にわかりやすく指導している講師にとっては奥深い学習ができたものと思います。岩本講師のお人柄も表われて最後まで吸収多い研修会でした。
2023.02.05掲載
九聴連評議員会
佐賀市に31人出席
2023(令和5)年1月21日(土)・22日(日)・於佐賀県佐賀市
中村稔九聴連理事長のあいさつ
議題は、①令和4年度事業報告・②令和4年度会計中間報告・③令和3年度決算報告・④各提出議案の審議などです。①令和4年度事業報告・②令和4年度会計中間報告・③令和3年度決算報告は全会一致で承認されましたが、④各提出議案の審議においては、熊本協会から提案した、(1)三種郵便物規制の緩和 (2)日本聴力障害新聞に重要記事だけでもルビをつける要望の2件も審議されました。
結果は(1)の三種郵便物規制の緩和は、全会一致で全ろう連提出となりました。一方(2)の日本聴力障害新聞に重要記事だけでもルビをつける要望については、いろいろな意見と理由により残念ながら保留となりました。特に専門部報告の中に手話言語条例を担当する執行部に評議員より注文が出されました。
熊本県のように、手話言語の理解普及を基として、障害等による多様なコミュニケーションを含めていますが地域によっては様々な意見があるようです。
いずれにしても地元の聴覚乳幼児に手話の早期導入の必要性なくして手話言語条例は考えられない等の意見もありました。全体的には、大きな混乱はなく有意義な評議員会でありました。
2023.01.07掲載
令和5年(2023年)
あけましておめでとうございます
京都の清水寺で行われた令和4年の漢字は「戦(いくさ)」でした。ロシアのウクライナ侵攻、コロナまん延、サッカーのW杯カタールをイメージしていると思います。
このうち、ロシアのウクライナ侵攻は、許しがたい行為であり、許されるべきものではないでしょう。
3年に及ぶコロナまん延防止においては、いろいろな制限に耐えた生活を余儀なくされ、疲れていると思います。
新しく開けました今年こそ、コロナが世界から完全に消え、ロシアのウクライナ侵攻がなくなり、事実上平和になることを切に願っています。一方、ろう運動に関しては、皆様の期待に応えることが少なく、ご迷惑をおかけしたものと思います。
今年は、2025年のデフリンピックを含めて、皆様のご期待に応えることができますように精進していきますので、今年も皆様のご協力をお願いいたします。
令和5年 元旦
2023.01.07掲載
自らの成長を期待して挑戦した受験者
手話通訳者全国統一試験
受験者は7名でした。合否の報告は、令和5年度総会の場で行います。
筆記試験の様子
2023.01.07掲載
福田洋子さん(玉名市)
みごとハートウィーク賞 受賞
受賞おめでとうございます
2023.01.07掲載
議案提出に議論が繰り広がった
令和4年度第2回評議員会
評議員会の様子
主な議題は、全日連及び九連提出議案の採択です。提出を採択したのは、①三種郵便物規制の緩和、②日本聴力障害新聞の大切な記事にフリガナをつけてほしいこと。以上2件です。他にいろいろな提案がありましたが、ほとんどは保留となりました。
2023.01.07掲載
ありがとうございました
水前寺聴障センターの年末清掃奉仕
今年一番の寒い中、12月21日(水)10時から12時まで、手話サークル昼の部のろう者と健聴者の皆さんから、聴障センターの年末清掃奉仕していただきました。
又、12月25日(日)午前10時~12時は熊本県ろう者交通安全協会の清掃奉仕をいただきました。
お陰様で、すっきり、きれいに一年の汚れを落とすことができました。
2022.12.03掲載
映画「ヒゲの校長」
映画鑑賞案内
映画「ヒゲの校長」
会費を納めていただいた会員の皆様にせめてもサービスとして無料鑑賞を計画しています。しかし難は会場です。会場は熊本市内ではなく大津町の生涯学習センターの文化ホールです。特に、南地方、県南支部・球磨支部・天草支部・熊本市内の南区方面の方の交通が不便ではないかとの心配もありますから、支部の方で車をお持ちの方は、同乗してお連れいただきますようご協力をお願いいたします。
会場の地図を別に記載しており、会場「大津町生涯学習センター文化ホール」へ行く方法は次のとおりです。熊本・県南方面からの場合、ルート57号線を通り、大津へ行く、大津駅、大津町役場をとおり過ぎたら、阿蘇方面に向かって左側にあります。荒尾・玉名・菊池からの場合も同じです。阿蘇方面からの方は、ルート57号線を通り、大津町に入ったら右側にあります。大津駅からの場合は、別紙の地図に沿って歩いてください。当日は「大津町生涯学習センター文化ホール」と書いたプラカードを用意しますから、これを目印にお出でください。
2022.12.03掲載
「ヒゲの校長」について
あらすじと趣旨
映画『ヒゲの校長』実行委員会(https://camp-fire.jp/projects/view/512454)より
映画「ヒゲの校長」
ろうの子ども達への教育は、主流であった手話を締め出し、口話法(口元を読み取り理解する方法)へと方針転換されました。昭和8年(1933年)には、鳩山一郎文相の名にて口話法を国是とする訓辞がされ、手話は、口話学習の妨げになると、ろう学校から手話が禁止されていきました。同時にろう教員は、口話法の指導に向かないとして、教育現場から排除されていったのです。
こうした流れに対して、異を唱えたのが、当時、大阪市立聾唖学校の校長だった髙橋潔先生です。髙橋先生は、ろう教員、聴者の教員とスクラムを組んで、「適性教育」という指導方法を編み出します。適性教育は、画一的に口話法を押し付けるのではなく、子どもたち一人ひとりの能力、障害の程度に応じて、「口話法」「口話、指文字、手話の混合法」「手話と指文字」を用いるものです。
高橋 潔 先生
映画「ヒゲの校長」
映画「ヒゲの校長」
本作は、聴者とろう者が手を取りあって、権力に負けず手話を守り、経済優先ではなく真の教育を行おうとした物語です。映画は、髙橋先生が大阪市立聾唖学校へ赴任する直前から始まり、口話推進派とのあつれき、妻、醜子さんとの出会い、子どもたちとのふれあい、口話推進派であった尾張徳川家第十九代当主、徳川義親氏との対決などを描きます。
ダイバーシティなど多様性が訴えられる昨今ですが、一方で特定の民族を差別、排除するような寛容性のない、排他的な風潮も散見されます。ぜひ、この映画を通して、言語や文化が違うもの同士が共存できる可能性について感じていただければ、こんなにうれしいことはありません。
2022.11.12掲載
今年の熊本会場は79名が挑戦
第17回全国手話検定試験くまもと会場
検定試験は、毎年10月に実施されています。10月8日(土曜日)は5級と4級、9日(日)に3級と2級、10月15日(土)に準1級と1級をおこないました。いずれも時間は朝10時から午後5時までです。
1級の様子
受験者は5級19名、4級18名、3級19名、2級10名、準1級7名、1級6名で計79名が受験しました。試験の合否は、個人個人に通知される仕組みですので、協会としては誰が合格したのかは把握できません。お許しください。試験を担当するのは、面接試験面接委員の資格を有した者17名が担いました。
面接試験では、①面接委員5級と4級は受験者1グループにつき1名づつ、3級から1級は受験者1グループにつき2名ペアで担当します。その他②手話実技記録収録カメラ2台2名づつ(受験者10名以下は1名)、③タイムキーパー各試験グループに1名ずつ、④待機場所から面接試験会場までの誘導案内4~5名、⑤手話読み取りと筆記試験担当者各級ごとに3名、⑥読み取り手話動画放映技師1名、⑦代表者・総合監督者各1名が担当しました。今回は、新たに面接委員資格を取得した者を含めて、みんな協力しあって進めていただきましたから、大きな問題はなくスムーズに進めることができました。
2022.11.12掲載
手話検定試験お疲れ様でした!
第17回全国手話検定試験・熊本会場
5級・4級:10月8日(土)
3級・2級:10月9日(日)
準1級・1級:10月15日(土)
手話を学び、検定試験に挑戦した皆様、お疲れ様でした。
来年もさらに格上げを目指し頑張って行きましょう。
1級会場(6名)
準1級会場(7名)
2級会場(10名)
3級会場(19名)
4級会場(18名)
5級会場(19名)
2022.11.12掲載
職員異動のお知らせ
本年4月から採用しました、熊本市手話通訳者派遣コーディネイター担当の相良彩子氏は、家庭の都合により9月末日を以て辞任しました。
後任は、応募された人の中から阿部素子氏を採用しました。阿部氏は、数年前熊本市の手話奉仕員養成を履修された方です。なお、阿部氏は前職の残務処理終了後の10月10日から聴障センターに勤務されています。
2022.11.12掲載
実り多かった手話通訳者ステップアップ研修会
研修会の様子
研修テーマは、「手話通訳者に求められるもの」です。講師は宮崎におられる石原茂樹氏です。氏は手話との出会と経過や経験談、手話通訳の始まりと経過、今後のあり方など手話込みで語られました。
分かりやすい石原氏の講義
感想としては、石原氏の手話通訳の体験談も混えて学ぶ人たちにわかりやすく現場で体験した事柄を思い起こさせ、考えるきっかけを与える内容で好評でした。講義は、音声と手話表現を併用した内容で進められ、耳で聞き、目で視る研修会はまれなので、同時、リアルに表現できる氏の講師としての厚みに参加者は目を見張ったと思います。
次回の2月も楽しみにしているとの声も大きく聞かれ、石原氏に通訳者としての大切な基本を学べた研修会だったと思います。
2022.10.08掲載
佐賀に577名集う
第70回全九州ろうあ者大会in佐賀
第70回全九州ろうあ者大会大会式典の様子
大会式典では、富永悟子氏の司会で進められ、大会会長(九聴連理事長)中村稔氏のあいさつに始まり、功労者への感謝状等の授与、佐賀県知事・佐賀市長等の来賓あいさつがおこなわれました。終了後、令和三年度の事業報告をはじめ、前日の聴覚障害者に関する研修会と手話通訳者にかかる研修会の結果報告、大会宣言、大会決議が行われ、全会一致で採択されました。
アトラクションでは、全ろう連理事長石野富志三郎氏の九聴連の思い出の出来事や亡くなられた役員との思い出話の講演と、九州8県における手話の姿の紹介などがありました。とくに秋の味覚の1つ「梨(ナシ)」の手話はいろいろありました。聴覚障害者にかかる研修会では「咲む・ゆずり葉」映画の脚本と監督を務められた早瀬健太郎氏の講演、久留米ろう学校のろう者教員、早川恵氏の講演もありました。全体的にみて、3年ぶりの大会であり、参加者も知人友人と話が弾んだ大会でありました。
2022.10.08掲載
手話言語の国際デー
熊本城のライトアップ(2022年9月23日(金・祝日)日没~午後10時
青色ライトアップの天守閣
熊本市役所14階から熊本城を眺める
加藤神社境内から記念写真を撮る人達
熊本サクラマチ方面から見た青色ライトアップした熊本
2022.10.08掲載
手話言語の国際デーを学ぶ
2022年9月25日(日)水前寺聴障センター2階研修室
「手話言語の国際デーinくまもと」の様子
太田陽介氏による手話言語の国際デーの意義について分かりやすく勉強することができました。
講演では「『手話言語の国際デー』って何??」、国際連合との関係、平成19年9月、日本がこの条約に署名し、平成26年1月に批准した障害者権利条約の内容、世界ろう連盟の取り組み、「なぜ、9月23日に決まったのか?」、「なぜ、青色なのか?」、「手話言語法との関連は?」、2025年のデフリンピック日本開催に向けて、デフリンピックとパラリンピックの違いを勉強することができました。
今回の手話言語の国際デーの取り組みを通して、手話言語に関する社会の理解を促すと共に熊本のろう者の福祉の向上と健康づくり、疾病対策から感染症などの健康危機管理について、健康で衛生的な生活を増進するための取り組みを考えて今後の協会活動に光を見いだすことが出来た有意義な学習会でした。
手話言語の国際デーのロゴ(2022年)
2022.09.11掲載
手話言語の国際デー
手話言語の国際デー開催に皆さんのご協力を!
過去においては、国際的に手話言語に長けている人の講演等が行われていましたが、今回は世界ろう連盟の呼びかけで、世界の各国の各地で、藍のスポットライトを照らすことになりました。熊本では、熊本県内で最初に「手話言語条例」を制定いただいた熊本市のご協力により、毎夜熊本城を照らすスポットライトを活かすことになりました。
9月23日の夜は、ぜひ熊本城へ!
心配は、天候の他にコロナ感染のまん延です。ぜひ晴天の夜、スポットライトの下(もと)で、手話言語をテーマに手話言語を駆使して、楽しく語り合える場になればと考えています。
著者は、今、明治時代の作家が書いた著作物を読んでいますが見慣れない漢字が出てきて、大変な辞書のお世話になっています。手話言語も時代の流れとともに変化が見られますが、手話の発生から昭和まで、どのような手話言語が使われていたか、知りたい気持ちもあります。また、口話教育がなくて、ろう学校開校以来、一貫して手話言語活用教育が行われていたら・・今よりも、もっとよい手話言語が使われていたのではないかと思ってています。
とにかく、9月23日は、熊本城のスポットライトの下で手話言語を楽しむ一夜にご協力をお願いいたします。
「手話言語の国際デー」(2022年)のロゴ
2022.09.11掲載
第五十九回全九州ろうあ者スポーツ大会(長崎)報告
【ソフトボール競技】
優 勝:福 岡A
準優勝:長 崎
三 位:福 岡B
【ゲートボール競技】
優 勝:長崎県
準優勝:福岡県
【ボウリング競技】
(団体戦)
優 勝:鹿児島A
準優勝:福 岡C
三 位:福 岡B
(個人戦・男子の部)
優 勝:黒田 弘一(福 岡)
準優勝:小能 龍心(鹿児島)
三 位:関口 寿雄(鹿児島)
HG賞:黒田 弘一(福 岡)
HS賞:黒田 弘一(福 岡)
(個人戦・女子の部)
優 勝:島袋 恵(沖 縄)
準優勝:土佐 一子(熊 本)
三 位:吉原 和子(福 岡)
HG賞:島袋 恵(沖 縄)
HS賞:島袋 恵(沖 縄)
【バトミントン競技】
(男子シングルス)
優 勝:茶屋 道皓南(福 岡)
準優勝:荒巻 海斗(福 岡)
三 位:安藤 聡司(大 分)
(混合シングルス)
優 勝:藤田 一輝(福 岡)
準優勝:松川 あやね(沖 縄)
(男子ダブルス)
優 勝:益満 陽祐・茶屋 道皓南
準優勝:鈴木 恭平・山崎 文豪
三 位:安藤 聡司・藤原 健太郎
(混合ダブルス)
優 勝:藤田 一輝・山崎 文豪
準優勝:藤原 健太郎・松川 あやね
【ソフトバレーボール競技】
優 勝:福 岡A
準優勝:福 岡B
三 位:熊 本
【グラウンド・ゴルフ競技(オープン競技)】
優 勝:鹿児島
準優勝:福 岡A
三 位:混合(熊本、大分、長崎)
四 位:長 崎
五 位:福 岡B
2022.09.11掲載
第24回夏季デフリンピック・デフバドミントン
日本代表監督の小堀知史さんより
今回はデフバドミントン日本代表の監督として参加させて頂きました。開催場所はブラジルで暑いイメージしかありませんでしたが、カシアス・ド・スルという都市で標高817メートルで気候的には朝夜は寒く昼間は暖かく、デフリンピックの夏季気候にしては日本選手団としては過ごしやすい時期であったと思います。ブラジルでの開催となり日本と12時間ある時差や3日間にも渡る移動時間、気候、環境、食事に適応する事がコンディション調整する上で重要になりました。
今回のデフリンピックは海外事情により、デフリンピックや世界選手権で上位にいるロシア、中国が不参加となりメダル獲得が大いに期待できる状況でした。特に団体戦では2005年メルボルン大会以降メダル獲得出来ていませんでしたので、ベスト4で一度も勝ててない韓国と対戦し、激戦の末、史上初決勝進出出来た事は、新しい歴史を刻まれた事は感涙しました。決勝はインドと対戦し、もう一足でありますが監督としては悔しい気持ちでいっぱいでした。個人戦で頑張ってベスト4に三種目進出出来たもの、日本選手団からコロナ陽性者が増え、その時点で全競技を余地なく棄権する方針を固めてしまったのが残念でならない。
最後になりますが、コロナ禍となった今大会の出場にあたり、全日本ろうあ連盟をはじめ、日本選手団本部スタッフの方々やメディカルチームの方々、日本から温かい応援を頂いた日本国民の皆様には厚く御礼申し上げます。
2022.09.11掲載
スマホによる詐欺にかからないために
2022年度熊本市聴覚障害者情報文化事業
パワーポイントで分かりやすく
講演ではLINE(ライン)の使用について、①知らない人たちとも、つながってしまうこと ②登録時に電話帳を送信しない、「友達自動追加」「友達への追加追加を許可をオフにする」➂「IDの検索許可をオフにする」など注意の話がありました。ネット通販詐欺的サイトへの注意、偽メールによるフィッシング詐欺、ネットの「もうかる」話は危険などの注意もありました。またSNS(会員制交流サイト)は、無意識に緊張感のないまま利用すると「トラブルや炎上を引き起こす」ので注意!などを学びました。
2022.08.06掲載
手話言語の国際デー
手話言語の国際デー開催計画
手話奉仕員養成講座の会場も、まん延防止対策のため、使えないところも出ています。「またか」と残念に思っています。
とにかく、会員の皆様・手話通訳者等手話関係者も細心の注意をお願いします。仮に、手話通訳現任者がコロナにかかった場合、地元や県内の聴覚障害者はコミュニケーション保障ができないという心配がありますから気を付けていただきたいと思います。イベントの開催も関係してきます。
「手話言語国際デー」(2022年)のロゴ
近いうちに予定されているものに9月23日に行われる「手話言語の国際デー」の開催があります。世界ろう連盟は「手話言語の国際デー」に向けて世界各地でライトアップするよう呼び掛けています。熊本では「手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関する条例(熊本県の手話言語条例の名称)」が今年4月1日施行されましたから、9月23日の熊本でのライトアップは是非行いたいと知恵を働かせています。いずれ、内容が決まったら、「熊ろう福祉」で紹介しますのでお待ちください。難しいかもしれませんが、コロナを吹っ飛ばすくらいのイベントになればいいですね。
2022.08.06掲載
令和4年度 第1回臨時評議員会
開催理由は、6月26日(日)に令和4年度第1回定例評議員会を開催しましたが、議案の一つでありました令和3年度収支決算報告が保留となったため、補充説明を行い速やかに承認を受けるためです。おかげさまで承認多数で承認されました。
2022.07.09掲載
3年ぶり全国大会開催
第70回全国ろうあ者大会in広島
大会式典の様子(写真提供:日本聴力障害新聞)
9日(木)は、九聴連の評議員会対策会議、10日(金)一日中と11日(土)午前中は、一般財団法人全日本ろうあ連盟の評議員会です。1日目の10日(金)午前中は、全体会議で評議員異動の承認採決と任期満了による役員改選が行われました。その後は主に各事業の報告が行われ、午後は3つの分科会で報告と議案に関する質疑応答が行われました。
2日目の11日(土)午前中は、前日の分科会の報告と議案の採決が行われました。午後は「聴覚障害者に関する研修会」です。熊本からは5名の役員が①「手話言語について学ぶ」、②「新しい時代のろうあ運動を目指して」、➂「多彩な災害への取り組み」に手分けして出席しました。
12日(日)大会式典では、開始前に広島の聴覚障害者中心の和太鼓「天手鼓舞」の演奏がありました。式典には秋篠宮様ご夫妻の臨席をいただきました。秋篠宮様のごあいさつでは、これまでのろう運動をたたえていただき、終わりに「これからも頑張ってください。」と手話で述べられ、参加者から大きな喝采がありました。
2022.07.09掲載
全議案 承認される
評議員定数225名 出席評議員195名で成立
第10回(通算第73回)全国評議員会(6月10日(金)~6月11日(土))(於 JMSアステールプラザ(広島市))
評議員会会場のJMSアステールプラザ
第10回(通算第73回)評議員会全体会の様子
議案採決の様子
来年は大分県です。視察団の大分のPR
聴覚障害者問題に関する研究分科会
聴覚障害者問題に関する研究分科会「国際」
聴覚障害者問題に関する研究分科会「情報アクセス」
第70回全国ろうあ者大会inひろしま(6月12日(日))(於 広島グリーンアリーナ)
全国ろうあ者大会会場の広島グリーンアリーナ
大会式典会場の様子
全国から集まった参加者たち(大会会場ロビー付近)
厚生文化賞・感謝状等 表彰者の皆様(写真提供:日本聴力障害新聞)
謝辞を述べられる受賞者代表の大西章雄氏(写真提供:日本聴力障害新聞)
お言葉を手話言語で述べられる秋篠宮皇嗣殿下(写真提供:日本聴力障害新聞)
拍手をお送りになる秋篠宮皇嗣同妃両殿下(写真提供:日本聴力障害新聞)
大会式典終了後の新理事体制のあいさつ(写真提供:日本聴力障害新聞)
アトラクション 基町高等学校書道部が仕上げた作品(写真提供:日本聴力障害新聞)
西日本豪雨展(広島グリーンアリーナ)
大会スローガン 第70回全国ろうあ者大会
1.世界のろう者と繋がり、国際協調を深めながら世界平和をめざそう
2.「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」とともに、ろう者のいのちである手話言語法の制定を実現させよう
3.新しい時代に対応できる組織や運動を構築し、誰もが活躍できる社会を実現させよう
4.ろう者を含むすべての障害者の基本的人権を守る運動をすすめよう
5.ろう児とその保護者が手話言語による教育を受ける機会を確保し、すべてのろう児が自身のアイデンティティを確立できるよう取り組もう
6. ろう者のアクセシビリティ向上のため、情報保障体制の強化に取り組もう
7.ろう者の社会参加を促進させるため、社会資源の整備と就労支援の充実の実現に取り組もう
8. 緊急事態時にろう者の命を守り安心して生活ができる社会にしよう
9.創立70周年記念映画『咲む(えむ)』の上映運動を成功させ、加盟団体とともに組織の活性化を図ろう
10.2025年夏季デフリンピックの日本開催実現に向け、デフスポーツをさらに発展させよう
2022.06.05掲載
新体制で手話通訳者養成始まる
令和4年(2022年)度熊本県・熊本市共同手話通訳者養成
養成講座は、例年通り手話奉仕員養成を履修して初めて手話通訳者養成講座を受ける1年目の人たちを「通訳Ⅰ」として、月曜コースを午後1時30分から3時30分の2時間と日曜コース・午前10時から午後3時40分までと午前10時から午後5時20分までの変動式です。
手話通訳者養成を1年間終えて2年目になる人たちを「通訳Ⅱ」として、月曜コースは夜の7時から9時まで、日曜コースは通訳Ⅰと同様に午前10時から午後3時40分までと午前10時から午後5時20分の変動式です。
受講者は、「通訳Ⅰ」の月曜コースは9名・日曜コースは23名、「通訳Ⅱ」の月曜コースは2名・日曜コースは3名です。
手話通訳者養成のテキスト
今、手話を要する聴覚障害者たちがおかれている社会状況では、社会における意思疎通支援者の養成は、社会において意思疎通成立保障のために不可欠な人材育成が手話通訳者養成です。現在、第一線で頑張っている手話通訳者も高齢が見られて後継の手話通訳者養成を必要としています。養成で大切になるのが、養成受講中の人、受講を終えた人とも、様々な聴覚障害者と接して、直に手話通訳技能の高揚を図ることです。このことをご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
2022.06.05掲載
参加された選手の皆さんお疲れ様でした
参加総数185名。
晴天の中、全競技を無事に終える
~第59回全九州ろうあ者スポーツ大会inながさき~
5月21日(土)、22日(日)に長崎県大村市に於いて「第59回全九州ろうあ者スポーツ大会inながさき」(大村シーハット・大村市陸上競技場・大村市補助グランド・大村市総合運動公園)が晴天の中、開催されました。
ソフトボール競技、ボウリング競技、ゲートボール競技、バドミントン競技、ソフトバレーボール競技の五競技とオープン競技のグラウンドゴルフ競技がありました。沖縄県からの参加者も含め総数185名の参加がありました。
3年ぶりの大会開会式(大村シーハットメインアリーナ)では、コロナウイルス感染拡大防止の観点から各県3名という制限で行なわれました。山本秀樹九聴連理事の司会進行のもと、2019年度の宮崎大会の優勝旗、準優勝杯返還、中村稔九聴連理事長の挨拶、開催地元の長崎県知事、大村市長の祝辞を頂きました。特に大村市長の祝辞では全て手話で述べ、参加者から拍手大喝采でした。なお選手宣誓は地元長崎県のソフトボール競技の岡村太資選手、ソフトバレーボール競技の武富愛選手の力強い元気あふれる宣誓がありました。
熊本からソフトボール競技13名、ボウリング競技11名、ソフトバレーボール競技11名、オープン競技のグラウンドゴルフ競技4名の四競技39名が参加しました。付帯事業として5月20日(土)に行われた「第22回全国障害者スポーツ大会聴覚障害者バレーボール競技九州地区予選大会」では、男子のみ実施で、福岡県、長崎県、鹿児島県の三県によるリーグ戦の結果、長崎県が10月29日~31日に栃木県宇都宮市で行われる「第22回全国障害者スポーツ大会(いちご一会とちぎ大会)」の出場権を手にしました。女子は、長崎県のみでしたので、自動的に出場権を得ることになりました。
参加された方々、お疲れ様でした。来年の開催地は福岡県北九州市です。(大会結果詳細は7月号にて掲載します)
第59回全九州ろうあ者スポーツ大会
2022(令和4)年5月22日(日)於 長崎県大村市
ゲートボール競技(大村市補助グラウンド)
大村シーハット
バドミントン競技(大村シーハット)
バドミントン競技(大村シーハット)
ボウリング競技(大村Jボウル)
ボウリング競技(大村Jボウル)
ボウリング競技(大村Jボウル)
始球式の様子(大村市総合運動公園)
白熱した試合展開に(大村市総合運動公園)
少ないスタッフでお互いに助け合い(大村市総合運動公園)
決勝戦後の閉会式では、お互いに称え合う姿がよく見られました(大村市総合運動公園)
グラウンドゴルフ競技(オープン競技 大村市陸上競技場)
グラウンドゴルフ競技(オープン競技 大村市陸上競技場)
2022.05.08掲載
コロナ禍のなか 出席者200人余
第10回(令和4年度)通常総会
松永朗理事長の挨拶
熊本県知事代理として、熊本県子ども・障がい者福祉局長、熊本市長代理として熊本市健康福祉局長の出席をいただき、それぞれ祝辞を代読いただきました。顧問の橋口海平氏は、出席できないのでメッセージが寄せられ、進行役の松本幸造理事が手話で代読しました。大石浩文顧問は本人出席で、手話による短い自己紹介がありました。
総会では、令和3年度の事業総括と収支決算見込の報告、令和4年度事業計画及び収支予算の報告が行われ、つづいて、手話通訳者全国統一試験の合格者の紹介と合格証が手渡されました。また手話通訳士試験の合格者の紹介もあり合格証の紹介がありました。
午後は鈴木怜雄(レオ)・平本龍之介コンビの流暢な手話によるコントを楽しみました。最後に、熊本県の手話言語法「熊本県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関する条例」に係る説明を行い、終了しました。
第10回(令和4年度)通常総会
2022(令和4)年4月3日(日)
於 くまもと県民交流館パレア
通常総会全体の様子
松永朗理事長の挨拶
熊本県知事の祝辞の言葉
熊本市長の祝辞の言葉
手話で挨拶する大石浩文熊本市議会議員
通常総会の様子
手話通訳者全国統一試験合格の村田惠以子さん
手話通訳士合格の松本成美さん
人事異動では、木下剛さんの退社報告と御礼のことばの後、新しく職員になった吉永洋さんと相良彩子さんの紹介がありました。
退社される木下剛さんへ花束を渡しています
新しく職員になった吉永洋さんと相良彩子さんの紹介
午後からは、平本龍之介氏&鈴木玲雄氏のコンビ「デフエッグズ」による漫才と松永朗理事長による熊本県手話言語条例の全体像の説明がありました。
平本龍之介氏&鈴木玲雄氏のコンビ「デフエッグズ」による漫才の様子
熊本県手話言語条例の全体像の説明の様子
2022.04.16掲載
熊本県手話言語条例成立
令和3年度3月熊本県議会
熊本県議会玄関前で記念撮影(中央は蒲島知事)
熊本県内の手話言語条例は、令和2年4月1日に施行した熊本市に次いで2番目の成立です。平成23年(2011年)に「障害のある人もない人も共に生きる熊本づくり条例(以下『共に生きる熊本づくり条例』とします)」を制定し、平成24年(2012年)4月1日施行されました。『熊本県手話言語条例には、共に生きる熊本づくり条例の趣旨に添うように作られています。
単に聞こえない人・聞こえにくい人たちの手話言語だけではなく、コミュニケーションに障害がある人たちの意思疎通手段に応じた方法の理解普及も含まれているということです。わかりやすくいえば、熊本県手話言語条例には、情報・コミュニケーション法にあげられていること含まれているということにもなります。
手話言語条例ができましたから、聞こえない人・聞こえにくい人たちの意思疎通環境がよくなるわけではありません。これから聞こえない人・聞こえにくい人たちの社会生活がよくなるように取り組みが重要になります。このため引き続き皆様のご支援とご協力をお願いいたします。
2022.04.16掲載
合格おめでとうございます
手話通訳試験合格者紹介
令和三年度手話通訳者資格関係の試験、①手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)②手話通訳者全国統一試験の熊本県関係合格者を紹介します。
①手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)松本 成美さん
②手話通訳者全国統一試験 村田 恵以子さん
第32回(令和3年度)手話通訳技能試験(手話通訳士試験)受験者居住地別概要
2022.04.16掲載
祝!おめでとうございます
熊本県要約筆記サークル「ひまわり」
熊本県社会福祉功労者及び団体等知事表彰御受賞
要約筆記実践の様子1
要約筆記実践の様子2