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2019.04.01掲載
豊かな老後を考えましょう
耳の日ふれあい’19
地域福祉について考えた河合克義先生の講義
これは、急速に高齢化する問題の中に聞こえない高齢者の声なき声を、この講演を通して考え、気づき、救いの手を差し伸べられるように学ぶことにしたものです。明治学院大学の副学長等要職に就きながら、社会学研究者として著名な河合克義先生の飾らぬ姿に感銘を受け又、貧困にあえぐ高齢者の実態を現場を通した研究の奥深さを様々なデーターを示しながらわかりやすく話していただきました。
社会の状況も昔のように大家族制度から核家族となり、地域社会とのコミュニケーションも希薄になって、孤立せざるを得ない背景は何か、自分自身の問題として考えた時、どうするか、この講演を聞(視)きながら障害者福祉サービスと介護保険等をもっと制度としての福祉を学ぶ必要があると痛感させられました。日本国内だけではなく、国外フランスの現状と比較しながら経験豊富に語っていただき大変勉強になりました。私たちは、福祉の恩恵に甘んずるだけではなく、制度としての福祉を有効に利用し、聞こえない高齢者の声をしっかりと受け止め、行政に必要なサービスを提案していくことが大切だと気づかされた講演でした。
2019.04.01掲載
2018年度相談員研修会
2018年度相談員研修会「総務省の行政相談について」の様子
パワーポイントや動画を使って総務省の行政相談によって解決された事例の紹介がありました。総務省の「行政相談」のシステムは住民の声を行政を通して解決できるアプローチでもあり、今後のろう者の生活における問題の解決に手話通訳者、相談員などの困り事の軽減や解決に向けて参考になりました。今回は、ろう者だけでなく手話サークル、手話通訳者の参加があり、28名でした。
2019.04.01掲載
2018年度ボランティアリーダー育成研修会
2018年度ボランティア育成研修会「手話言語条例について」の様子
東氏の障害者の差別事例を紹介しながら、手話言語条例制定に向けて、ろう者の願いと今まで歩んできた運動、日本国憲法における基本的人権の保障についてなどを勉強しました。今回は、県ろう協の支部役員をはじめ、手話サークル役員、手話通訳者等50名の参加がありました。参加された方、雨の中、有難うございました。
2019.04.01掲載
平成30年度第3回評議員会
3月17日(日)午前10時から午後3時半まで聴障センターで平成30年度第3回評議員会を開きました。評議員19名の内14名が出席しました。理事長のあいさつの後、議長に県北支部長の横山龍介評議員を選び議事進行となりました。議題は①九聴連評議員会報告の承認、②平成30年度総括報告の承認、③平成30年度収支決算見込の承認、④2019年度事業計画案の承認、⑤2019年度収支予算案の承認、⑥通常総会についてなどです。以上の議案は承認されました。全体の感想としては、質問や建設的な意見が出されたものと思います。
2019.04.01掲載
人事異動
・情提センター所長異動
小野康二氏は3月31日、任期満了により辞任されました。後任に小野尚寿氏が就任しました。以後、よろしくお願いいたします。
・聴障センター
小野尚寿、情提センター所長転出により、後任の意思疎通支援担当に手話通訳設置の木下剛就任。木下剛の後任手話通訳設置は、松本成美(新任)を採用。本年4月からは人事異動が前述のようにいくつかありますが、これからもご協力よろしくお願いいたします。
2019.04.01掲載
熊本県手話通訳者認定試験
平成30年度の県ろう協主催の手話通訳者認定試験を3月23日(土)、24日(日)2日の日程で行いました。1日目は主に研修で2日目が本試験です。10人の受験者がありましたが、10人とも大きな格差はありませんでしたが、音声語を聞き手話に翻訳する手話表現では意味にそぐわない手話がいくつかあり、審査委員の合意により合格は見合わせることになりました。なお、言葉の意味に適した手話技能の向上を図る学習の機会保証の大切さを痛感させられた試験でもありました。
2019.03.02掲載
手話の技量を知るために
手話奉仕員養成(研修)講座受講者テスト
合同学習会(手話奉仕員養成(研修)講座受講者テスト)の様子
合同学習では、テキストにある学科、①聴覚障害の基礎知識をはじめ、②ボランティア活動、③ろう者の歴史と活動、④テストの内容など四項目の学習を行いました。出席者はおよそ90名でした。こうした経過を経て、各地でテストを行ったわけです。皆真剣にテストと向き合っていました。このテストの目的は、受講者が目標ラインに達しているか、教習に欠陥はないかを知るためです。目的に達していれば問題はありませんが、指導不足があり補充指導が必要な場合は、3月の終了までに行います。一つの例として「・・わたくしではない。」と「私にはない。」のところの「・・ない。」の違いをきちんとできる人とできない人が居ます。また、読み取りで数字、例えば「三千二百」は読み取れても「一万二千六百二十」は正しく読み取れない場合があります。こうしたところは3月まで身に着けるように指導するということです。奉仕員養成が終わったら次のステップ「手話通訳者養成講座」があります。「手話通訳者養成講座」に進んでも先に進めるようにするのも手話奉仕員養成の目的です。地域の皆さん、このことを理解いただき交流等をもって受講の皆さんが伸びるようご協力ください。
2019.03.02掲載
合格おめでとうございます
これからもがんばってください
平成30年度手話通訳士試験及び手話通訳者登録全国統一試験の合格者発表がありましたので、熊本県関係者の合格者を次に紹介します。
平成30年度 手話通訳士試験合格者
新本 寿美(熊本)
平成30年度 手話通訳者登録全国統一試験合格者
野田 悦子(熊本)
平澤 ちえ子(人吉)
大井 聡恵(八代)
これからも健康に注意して頑張ってください。
2019.02.03掲載
大会等行事中止に関する基準案等採決
九州聴覚障害者団体連合会評議員会
開催地元協会代表坂口義久会長及び九聴連理事長松永朗氏のあいさつ、来賓として長崎県障害福祉課長桑宮直彦氏、長崎市障害福祉課長冨永奈央氏のあいさつ、終了後、藤原健太郎(長崎)議長の着席という流れで審議が始まりました。
松永朗九聴連理事長の挨拶
1日目は、太田陽介事務局長の平成30年度事業総括報告から始まり、続いて吉野幸代組織部長、福田九福祉労働部長、比嘉豪会計部長、中村稔手話対策部長、寿福三男教育文化部長、山本秀樹体育部長、藤瀬清高齢部長、時松美由紀女性部長、鈴木玲雄青年部長の専門部の事業報告と方針の説明がおこなわれ、いろいろな質問と提言がありました。
2日目は、執行部提案である「大会等行事中止に係る基準案」「青年部の創立50周年記念事業案」、各協会からの提案の審議、2019年度の事業計画案及び予算案、次期福岡大会の大会宣言と大会決議案の審議が行なわれ、最後に7議案の採決が行われ、全て採決されました。今回は平成時代が終わり新時代に向けての新な方策の模索に係る意見が多かった評議員会でありました。このため、大会開催の在り方、スポーツ大会の在り方も変わっていく意見が多かった会議でもありました。
2019.02.03掲載
熊本聾学校と共催で成人式開催
2人のろう成人を迎えて
成人を迎えられた方は女性2名でした。1人はろう学校の専攻科に在籍し、美容師の免許取得を、もう1人はパソコンの資格取得を目指しているそうです。お2人ともこれからの人生を生きるために頑張っておられます。式は、本会の青年部が担当して無事終えました。式にはろう学校の先輩や先生方、本会役員も出席しました。
2019.02.03掲載
新 年 会
まもなく開宴
福島哲美理事長の挨拶
森保夫氏の乾杯音頭で開宴
新年会全体の様子
宴会の途中、お年玉景品の抽選があり、手話交流と共に一喜一憂のひと時を楽しんでいただきました。来年も開く予定ですので奮ってご参加をお待ちいたします。
2019.01.05掲載
新春のご挨拶
皆様、明けましておめでとうございます。
皆様は、今年も希望に満ちた新年をお迎えされたものとお慶び申しあげます。
さて、昨年8月、「熊本手話言語条例検討委員会」を立ち上げて、9月にまず熊本県・熊本市に手話言語条例制定の要望書を提出しました。熊本県・熊本市の担当部課では取り組んでいただいているものと思いますので、今年は熊本県・熊本市の条例制定を期待しております。
しかし、理解していただきたいのは、条例が出来たから社会環境がよくなるわけではありません。社会環境を作る活動が必要です。生活面では雇用や教育面では前進はありますが、コミュニケーション環境は社会生活の場、職場、災害時など様々な場面では依然として問題があります。
今年は、条例を基に新たな福祉運動へのスタートになればと願っています。今年も相変わりませぬ皆様のご協力をお願いいたします。
2019.01.05掲載
平成30年度第2回 評議員会
12月2日(日)午前10時から午後4時まで、平成30年度第2回評議員会を水前寺聴障センター2階研修室にて開きました。評議員定数19名うち18名が出席しました。議題は、①事業の中間報告、②全ろう連及び九聴連提出議案の採択、③人事異動について等です。会は渡辺雅信評議員を議長に選び進められました。今回は終了予定が一時間延びる熱心な意見や質問がありました。熊本支部提出議案2件については、文章を簡潔にして一部訂正して再提出することで保留となりました。
2019.01.05掲載
次期情提センター所長に小野尚寿氏決まる
情提センター現小野康二所長は平成31年(2019年)2月28日をもって任期満了となりますので、後任所長の選任を平成30年12月1日開催の理事会において審議しました結果、小野尚寿氏を選任しました。この決定を12月2日開催の平成30年度第2回評議員会に諮りました結果、異議なく決定しました。就任は平成31年(2019年)3月1日です。
2019.01.05掲載
手話通訳者登録統一試験
筆記試験の様子(於 県身体障がい者能力開発センター)
2019.01.05掲載
第52回全国ろうあ者体育大会
(埼玉)の各競技結果
[男子バドミントン競技]
1部の個人戦、ダブルス戦は残念ながら敗退でした。2部は個人戦、ダブルス戦は敗退しましたが、井上選手のみ個人戦で2回戦敗退。
[ボウリング競技]
酒井選手と前田選手は初めての参加でありましたが、残念ながら個人戦、団体戦も予選で敗退しました。選手皆さんは日頃の成果を発揮出来たと思います。お疲れ様でした。
〔初めての参加された 酒井亮選手の感想〕
ボウリング競技には204人の選手がいて驚きました。結果は敗退しましたが、全国のレベルは高くていろいろと勉強になりました。これからは自分にとって今まで以上に腕を磨きたいと思っています。皆さん、これからもボウリングを宜しくお願いします。
団体戦の様子
2018.12.08掲載
九聴連70周年史 手話言語条例制定を学ぶ
九州聴覚障害者団体連合会幹部研修会in別府
全ろう連 久松三二氏の講演「手話言語条例を制定するには?」
研修会の内容は、講演、討論又は見学もあります。今回は、九聴連は創立して70年を過ぎたことから、松永朗氏の「九聴連70年史と手話言語」、全ろう連久松三二氏の「手話言語条例を制定するには?」をテーマとした講演でした。松永氏は、手話が言語ではないという蔑視から認知へ変革、人間として平等の権利が保障され、ろう者が主体的に取り組める社会作りを目ざして九聴連を立ち上げた当時のろう者たちの意気込みは凄いものでした。これが今の状態になったことを強調し、手話言語については、ストーキー氏が1960年に「手話は言語である」という論文を出したことの紹介など、いろいろな出来事の話がありました。久松氏は、ろう学校での経験と普通の高校学校での経験の違いを紹介し、早期に手話の取得が、社会生活に影響するので、県の手話言語条例には、ろう学校教育では手話の教育保障を明記すること。市町村の条例にはこのことは考慮しなくてよいのではという意見がありました。いろいろな意見や質問があり、有意義な研修でありました。
2018.12.08掲載
現任手話通訳者研修会
九州聴覚障害者団体連合会
1日目の大矢暹氏の講演
2日目の松永朗氏の講演
沖縄から1名を含め九州から43名の参加がありました。3日は、大矢暹氏の「旧優生保護法」に係る講演です。4日は、松永朗氏の「ろう者が望む手話通訳者とは」の講演と「ロールプレイ」です。なお、3日の夜、交流会もありました。お疲れ様でした。また、研修会運営にあたり,御協力を有難うございました。
2018.11.04掲載
受験者104人が挑戦
第13回(2018年度)手話検定試験
第13回(2018年度)手話検定試験 熊本会場
手話検定試験は、手話を学ぶ人たちが自らの手話技能を知り、意欲の促進を図り励ますことを目的に毎年社会福祉法人全国手話研修センターの主催で実施されます。熊本会場は一般財団法人熊本県ろう者福祉協会担当で16人の委員で実施しています。今年は例年より多くの受験者がありました。過去には、小学生・聾学校の小学生があり、聞こえにくい子どもさんの家族全員の受験もありました。今年は、小学生の受験はありませんでしたが、若い難聴者2名の受験もありました。今後の課題として、高齢委員のメンバーに代わる若手の育成が必要になっています。委員は「面接委員」と言いますが、5級・4級・3級・2級・準1級・1級と階級ごとの研修を受けなければなりませんが、来年度に研修会の開催を計画したいと思います。面接委員には、誰でもいいわけではなく、面接試験で適正な質疑が出来る手話技能が必要です。いずれ、本誌「熊ろう福祉」で公募します。ご協力お願いします。
2018.11.04掲載
熊本市手話言語条例制定の
要望書を提出
大西一史熊本市長へ要望書を提出しました。
その後、あいさつを交わし、手話言語条例、手話について、社会福祉など約30分ほど歓談となり、無事終えました。市長さんは、9月の定例市議会で述べられた通り、手話言語条例の制定には前向きに取り組む旨を述べられ、制定に係る条例等は担当部課とよく協議して進めてほしいと述べられました。今後は、熊本市担当部課と協議して進めることになります。
2018.11.04掲載
大分の中津市聴障協 手話サークル来所
松永朗常務理事が地震の取り組みなど全容を説明
大分県中津市聴覚障害者協会と手話サークルのメンバー
2018.11.04掲載
スポーツの秋を満喫
スポーツレクリェーション
スポーツレクリェーション(ソフトバレー)開会式
スポーツの秋を満喫!! 白熱した競技でした!!
2018.10.06掲載
全県に手話言語条例を
第67回全九州ろうあ者大会in長崎
第67回全九州ろうあ者大会大会式典 九聴連松永理事長の挨拶
1日目の7日は、関係三団体代表者による大会運営委員会と翌日の8研修分科会の講師・司会者、座長、意思疎通支援者による打合会です。2日目の8日は、午前中は連盟理事長石野富志三郎氏の「手話言語条例制定に向けて」をテーマとした共通研修です。午後は九聴連関係6つ、全通研九州ブロック1つ2コマ、手話サークルも1つ2コマ計8つの研修分科会と前夜祭です。全通研九州ブロックは、手話言語条例に関する取り組みでしたが、ろう者が自主的に取り組める社会環境作りが大切という話が有りました。大会式典では、来賓の方から手話言語条例への取り組みの話もありました。アトラクションでは、長崎名物「龍踊り(十善寺龍踊会)」がありました。園児らしい小さな子どもさんも楽器を奉でていました。青年部と全通研長崎支部による「ろう時代の変化」をテーマとした手話劇もありました。来年は久留米市(福岡県)です。長崎から福岡へ引継ぎ式を行い無事閉会しました。
2018.10.06掲載
熊本県手話言語条例制定の
要望書を提出
熊本県健康福祉部子ども障がい福祉局長柳田紀代子氏へ要望書を提出しました。
自民党政策調査会会長代理の池田和貴県議へ要望書を提出しました。(右側が顧問の橋口海平県議会議員)
自民党の御協力を得て来年9月まで採決できるよう働きかけていくとのことでした。なお、熊本市宛ては9月26日(水)に行います。今回新聞の掲載締切に間に合いませんので、次号に紹介します。
2018.10.06掲載
手話言語の国際デー
フォーラムを見る
「ドラゴン4」を使って中継放送
「手話言語の国際デー」を見る会の様子(水前寺聴障センター)
2018.10.06掲載
熊本から9名が参加
第52回全国ろうあ者体育大会(埼玉)
第52回全国ろうあ者体育大会開会式
2018.10.06掲載
沖縄の平和について再考せられた
第51回全通研サマーフォーラムin沖縄
開会式での石野全日ろう連理事長の挨拶
2018.10.06掲載
熊本手話言語条例検討委員会発足
第1回熊本手話言語条例検討委員会の様子
2018.08.05掲載
暑い夏の夜 子どもたちも
人形劇を楽しむ
デフ・パペットシアターひとみ熊本公演
デフ・パペットシアターひとみ熊本公演
今回は、演劇場としてはふさわしくないホールであり、劇団員も舞台設営に苦労があったと思います。客席も階段式ではなく平たい平面です。演劇場も舞台上ではなく平たい平面です。客席からの視角の邪魔にならないように工夫しました。その1つが子どもさんも多いので、前面にシートを布き見やすいなど工夫しました。演劇は、「河の童(かわのわっぱ)」です。内容を分かりやすく話しますと、河童(かっぱ)の子どもが遊び、この中に物事を考える河童がいて、人間が人間の子どもを井戸に投げる。河童の目から見て、人間はなぜこのようなことをするのか、答えを探す。というもののようです。演劇は難しいところもあったようですが、始終観賞いただきました。ありがたかったですね。
デフ・パペットシアターひとみ熊本公演
会場の使用契約は夜の9時までです。演劇が終わった後、参観者も奉仕的に後始末の協力があり、おかげで9時10分前に完了できました。冷や汗ものでした。劇団員は、舞台道具を中型トラックに詰め込み、次の公演地に夜行で帰られました。帰り際、お礼に色紙をいただきました。
2018.08.05掲載
デフ・パペットシアター ひとみ熊本公演のお礼
この度、7月21日(土)開催いたしました、デフ・パペットシアターひとみ熊本公演に際しましては、盛暑にもかかわらずたくさんのご観賞を賜り、また一方ではご寄付をお寄せいただくなどご協力を賜りましたこと厚くお礼申しあげます。おかげさまで、子どもさん21名を含めて243名のご観賞をいただきました。今回は、諸般の都合があって、演劇にふさわしくない場所であり、ご鑑賞にご迷惑をおかけしたものと思いますが、始終ご観賞いただきましたこと、深く感謝いたしております。また、終了後、後始末にもご協力いただきました。おかげさまで、契約時間10分前に完了できて、大いに助かりました。重ねてお礼申しあげます。ありがとうございました。
2018.08.05掲載
熊本城改修工事 バリアフリー説明会
熊本地震により大きな被害を受けた熊本城の改修工事が行われています。改修にあたっては障害者向けバリアフリーを工夫しています。これに関して7月7日(土)10時から12時まで、ウェルパルで熊本市の説明会がありました。
説明によると、エレベーターが設けられます。しかし城の建築構造により、車いす当事者と介助者しか乗れない小さいものだそうです。また、天守閣に登るにはエレベーターの乗り換えもまた必要だそうです。車椅子の人、足が弱い人は天守閣までは登れないという苦い思いがあったようですが、これで少しは希望が持てるようになると思います。なお、聞こえない人、聞こえにくい人のために、城彩苑にある案内や説明の映像を含 めてすべて字幕を付けるよう要望しました。
2018.08.05掲載
地域リーダー研修会
7月1日(日)午後1時半から4時まで、地域のリーダー研修会を行いました。 地域リーダー研修会は、県ろう協と支部の役員、青年・女性・高齢各部の役員を対象とした研修会です。 今回は、①手話言語の国際デー ②手話言語条例制定について ③2018年度連盟の主な方針などです。いろいろな意見や要望があり学びあえた研修であったと思います。
2018.08.05掲載
九聴連青年研究討論会
西日本豪雨により中止
7月7日(土)~8日(日)火の国ハイツで開催の九州聴覚障害者団体連合会青年研究討論会は、西日本を襲った豪雨被害があり、開催が迫った直前で中止となりました。1年をかけて準備をしてきた青年部の皆さん大変なものがあったと思います。
2018.07.01掲載
9月23日は手話言語の国際デー
第66回全国ろうあ者大阪大会
第66回全国ろうあ者大坂大会
音声による言語が唯一の言語として、手話は形のものまねとして言語ではないとされた時代の終焉ではないかと思われました。しかし、手話を言語として世に広く理解していただき、ろう者のために自然と使用していただき、ろう者が障害を感じない社会をどうやって築いていくかという責務があると思います。これが一つは地方においては「手話言語条例」の制定であり国においては「手話言語法」制定であります。大阪大会はこのことが一層強く感じとれました。参加者4,563名との報告がありましたが、当日参加もあるので増えたのではと思います。熊本からは51名が参加しました。大会式典では、来賓の方も自己紹介は手話でされました。特に文部科学大臣代理の方は、大臣の祝辞を始終手話で述べられました。
2018.07.01掲載
全議案 承認される
第6回(通算第69回)全国評議員会(6/8(金)~6/9(土))
(於 エル大阪(大阪府立労働センター(大阪市))
全国評議員会
評議員会会場のエル大阪
石野全日ろう連理事長の挨拶
第6回(通算第69回)評議員会全体会の様子
来年は、宮城県仙台市です。視察団の仙台のPR
聴覚障害者問題に関する研究分科会
「ろうあ運動」の研究分科会
全国ろうあ者大会
全国ろうあ者大会会場の大阪城ホール
第66回全国ろうあ者大会in大坂会場付近の案内看板
第66回全国ろうあ者大会式典の様子
厚生文化賞・感謝状等 表彰者の皆様
2018.06.06掲載
ボウリング競技 3度目の団体優勝
~第55回全九州ろうあ者スポーツ大会(於佐賀)~
第55回全九州ろうあ者スポーツ大会会場付近の案内看板
バドミントン競技の様子
熊本からはソフトボール、ボウリング、バドミントン、ソフトバレーボールに参加しました。このうち、ボウリングでは団体戦で熊本Aチーム(橋口正史・山田正義・土佐一子)が3度目の優勝を果たしました。個人では、土佐一子選手が3位でした。バドミントン競技でも男子シングルス戦で熊本の宮崎大介選手が優勝し、小堀知史選手は3位でした。また男子ダブルス戦では、熊本の宮崎大介・小堀知史組が優勝、西本明礼・住吉翔太組が3位でした。その他、熊本関係の結果は、ソフトボール競技は予選敗退・ソフトバレーボール競技は4位でした。オープン競技にグランド・ゴルフがあり熊本から5名が参加しましたが、残念ながら入賞者はありませんでした。競技当日は、朝から雲行きが怪しく小雨状態でしたが、11時ごろ本降りになり、ソフトボールとゲートボール競技はグラウンドの悪化で決勝戦が出来ず、抽選勝負となりました。
それぞれの競技成績は下記を参照ください。
第55回全九州ろうあ者スポーツ大会成績表~佐賀県佐賀市~
【ソフトボール競技】
優 勝 福岡Aチーム
準優勝 長崎県チーム
3 位 福岡Bチーム
(決勝戦は雨天により抽選結果)
【ゲートボール競技】
優 勝 福岡Cチーム
準優勝 佐賀Aチーム
3 位 福岡Bチーム
(決勝戦は雨天により抽選結果)
【ソフトバレーボール競技】
優 勝 福岡Aチーム
準優勝 福岡Bチーム
3 位 福岡Cチーム
4 位 熊本チーム
【バドミントン競技】
◇男子シングルス
優 勝 宮崎大介(熊本)
準優勝 井戸川典央(宮崎)
3 位 小堀知史(熊本)
◇男子ダブルス
優 勝 宮崎大介・小堀知史(熊本)組
準優勝 井戸川典央(宮崎)・安部歩(大分)組
3 位 西本明礼・住吉翔太(熊本)組
◇女子シングルス
優 勝 川原喜代野(長崎)
準優勝 岡 香里(大分)
3 位 東 久美子(沖縄)
◇混合ダブルス
優 勝 安部歩・瀬山久美(大分)組
準優勝 安部聡司・岡 香里(大分)組
3 位 藤原健太郎・川原喜代野(長崎)組
【ボウリング競技】
◇団体戦
優 勝 熊本Aチーム(橋口正史・山田正義・土佐和子)
準優勝 大分チーム
3 位 沖縄Bチーム
◇男子個人戦
優 勝 宇戸田卓司(福岡)
準優勝 金城清廣(沖縄)
3 位 安部智幸(福岡)
HG賞 黒田弘一(福岡)
HS賞 安部智幸(福岡)
◇女子個人戦
優 勝 髙木陽美(長崎)
準優勝 吉原和子(福岡)
3 位 土佐一子(熊本)
HG賞 髙木陽美(長崎)
HS賞 髙木陽美(長崎)
なお、第18回全国障害者スポーツ大会聴覚障害者バレーボール九州地区予選の結果は、次の通りです。
◇男子の部 優勝 長崎県チーム
◇女子の部 優勝 沖縄県チーム
2018.06.06掲載
聴覚障害者の精神保健福祉を考える学習会
稲氏の講演の様子
日本聴覚障害者ソーシャルワーカー協会の会長稲淳子氏と事務局長の舘脇千春氏のご講演は、日頃相談を受けてる側にとって示唆に富んだ意義深い内容でした。
今後、同じ障害を持つ仲間の支援に大いに役立てていきたいと思いました。
2018.05.01掲載
来賓の手話に喝采
平成30年度通常総会
一般財団法人熊本県ろう者福祉協会理事長 福島哲美氏
熊本県知事代理 熊本県健康福祉部子ども障がい福祉局長 柳田紀代子氏
熊本市長 大西一史氏
熊本県議会議員 橋口海平氏
熊本市議会議員 大石浩文氏
引き続き議事に入り、29年度の事業報告、決算見込報告、30年度の事業計画及び予算報告を行い、それぞれ質疑応答を行い無事終了しました。その後は、手話通訳者認定試験合格者の紹介と合格書授与を行いました。
午後は、星野颯太(ほしの りゅうた)氏の手話による道化パフォーマンスとワークショップを行いました。
星野りゅーた氏
星野氏は、手話の使い方(表現)によっては嬉しいときも、悲しいときも、苦しいときも、慰めてくれる、と話されました。30年度の事業計画に「デフ・パペットシアターひとみの「河の童(かわのわっぱ)」熊本公演があります。たくさんお出で下さい。その他に遠隔手話通訳サービスがあります。30年度で終わるか継続となるかは、30年度の実績が大切です。ご協力をお願いします。
2018.05.01掲載
熊本市より感謝状を受ける
熊本市より感謝状を受ける